人工知能学会全国大会2015

私は、人工知能学会全国大会2015@北海道に参加してきました。

AI

学会は4日間(5/30~6/02)で公立はこだて未来大学で行われました。

私は「単語間の距離を考慮した単語の意味表現の学習手法」というタイトルで発表してきました。
研究テーマとして、word2vecやGloVeのような単語の意味・構造をベクトル空間で表そうという研究で
Word RepresentationsやWord Embeddingsなどと称されます。
その中で自分のオリジナルのアルゴリズム・数式を構築してより効果的な手法を提案しました、という趣旨の発表をしてきました。

他のセッションではDeep LearningやTopic Modelingのセッションが人気でした。
Deep Learningのセッションでは企業の方々の参加が顕著にみられ、他のセッションよりも議論が盛んにおこなわれていました。
発表内で前提知識として用いられていた用語が知らないものが多く、勉強へのモチベーションにつながりました。

扱うデータについてもセンサーデータやGPSデータなどから動きを判別するようなものや
尿データから肺がん予測、特に実システム例として、環境データからPM2.5の濃度を予測するものがあり、
実際に運用できそうなくらいまで発展していた研究もありました。

こういった自分の研究室で扱われていないデータ(分析)に関して、とても参考になりました。
ちなみに、機械学習をシステム化するモチベーションとしてコスト削減が多いそうです。

発表全体として、あるデータに対して、パッケージされたソフトウェアをそのまま使いました、
ではなく、扱うデータの構造(e.g. 時系列)やタスク(e.g. オンライン学習)などを考慮して、
既存のモデルを組み合わせたり、また一から構築して提案手法としたり、といった研究がやはり映えて見えました。

M2 伊藤